収納ベッドとダブルサイズ掛け布団の相性問題
限られたお部屋のスペースを有効活用できる「引き出し収納付きダブルベッド」や「ガス圧跳ね上げ式ダブルベッド」は、店舗でも常に売れ筋の上位に位置しています。しかし、18年販売員をしていて気付くのは、「収納機能と掛け布団のサイズの兼ね合い」を考えて購入される方が非常に少ないということです。
収納ベッドはその構造上、マットレスの下が収納庫になっているため、床からの高さ(ハイタイプ)が高くなる傾向があります。そこに大きなダブルサイズの掛け布団を掛けた場合、日常の収納動作にどのような影響が出るかを事前に把握しておくことが大切です。
引き出し式・跳ね上げ式それぞれの布団の取り回し
【引き出し収納ベッドの場合】
ベッドの側面から引き出しを引くタイプでは、大きすぎる掛け布団(クイーンサイズなど)を掛けていて裾が長く垂れ下がっていると、引き出しを開けるたびに布団を手で持ち上げたり、引き出しに布団の裾を挟み込んでしまったりするイライラが発生します。そのため、引き出し収納付きダブルベッドには、丈が長すぎずすっきり収まる「標準のダブルサイズ掛け布団(190×210cm)」が最も相性が良いです。
【ガス圧跳ね上げ式ベッドの場合】
マットレスごと上に持ち上げて大きな収納スペースにアクセスする跳ね上げ式ベッドの場合、上に乗っている掛け布団の「重さ」が重要になります。ダブルサイズの重い綿布団などが乗っていると、跳ね上げるシリンダーに負荷がかかったり、持ち上げるのに力が必要になったりします。非常に軽量な羽毛布団や高機能ポリエステル布団を選ぶことで、跳ね上げ動作がスムーズに行えます。
家事動線をスムーズにする掛け布団の工夫
収納付きダブルベッドを快適に使いこなすためには、朝のベッドメイキング時にもちょっとした工夫が有効です。
朝起きたら、掛け布団を乱雑に放置するのではなく、足元側に綺麗に三つ折りにたたんでおくか、ベッドの片側に寄せておく習慣をつけましょう。これだけで引き出しの出し入れがスムーズになり、見た目もすっきりします。
収納という便利な機能を活かしつつ、扱いやすい重量とサイズのダブル掛け布団を組み合わせて、スマートな暮らしを実現しましょう。