「今使っているお気に入りのマットレスをそのまま跳ね上げ式ベッドに使いたい」「好みの固さのマットレスを自由に組み合わせたい」と考えている方は注意が必要です。実は、跳ね上げ式ベッドは「載せるマットレスの選び方」を間違えると、機能が正常に働かなくなり、最悪の場合は故障や後悔の原因になります。
ベッド販売18年の経験から、跳ね上げ式ベッドとマットレスの密接な関係性、そして失敗しない組み合わせの法則を分かりやすく解説します。
なぜマットレス選びの失敗が後悔に繋がるのか
跳ね上げ式ベッドのガス圧シリンダーは、「特定の重量範囲のマットレスが載っていること」を前提に反力が計算されています。そのため、指定より軽すぎるマットレス(または薄すぎるマットレス)を載せると、シリンダーの持ち上げる力が強すぎて床板が勝手に跳ね上がってしまったり、閉めるのにものすごい力が必要になったりします。
逆に、超重厚な海外製の高級ポケットコイルマットレスなど、指定の重量を大幅に超える重いものを載せてしまうと、ガス圧が負けてしまい「持ち上がらない」「上げた状態で固定できない」という問題が発生します。これが、マットレス選びで後悔する最大の理由です。
失敗しないマットレスの選び方とおすすめスタイル
最も安全で確実な方法は、「ベッドフレームと専用マットレスがセット販売されている商品を選ぶ」ことです。メーカーがシリンダーの反力とマットレスの重さを計算し尽くしているため、不具合が起きる心配がありません。
どうしてもマットレスを別売りで購入したい場合は、商品ページに記載されている「対応マットレス重量(例:20kg〜35kgまで)」の範囲を絶対に確認してください。また、厚みが厚すぎるマットレスを選ぶと、床面が高くなりすぎたりヘッドボードの棚が隠れてしまったりするため、15〜22cm程度の薄型〜標準的な厚みのマットレスを選ぶのがベストバランスです。
快適な寝心地とスムーズな開閉を両立するために
正しいマットレスを選べば、跳ね上げ式ベッドは理想の寝心地と最高の収納力を両立してくれます。毎日の快適な睡眠のために、組み合わせには妥協せずこだわりましょう。
マットレスの選び方の詳細や、カビを防ぐ通気性対策、安全な開閉構造についてまとめた専門コラムをご用意しています。購入前にぜひご一読ください。
跳ね上げ式ベッドで後悔しない、カビ対策、事故対策、失敗しない選び方