新築の家や新しい賃貸マンションへのお引っ越しに合わせて、跳ね上げ式ベッドをご購入される方は非常に多いです。実は、新品の家具やお部屋の使い始めこそが「カビ予防の黄金期」です。ベッド販売18年のプロが、搬入・設置時に行っておくべき完璧な初期カビ対策を教えます。
新築住宅やリフォーム直後の物件が持つ意外な湿度リスク
新築の建物や最新のコンクリート住宅は、建材やコンクリート自体が水分を含んでおり、築1〜2年は室内全体の湿度が高くなりやすいという特徴を持っています。「新しい家だから綺麗で安心」と思っていると、あっという間に跳ね上げ式ベッドにカビが発生してしまうことがあります。
そのため、新居に跳ね上げ式ベッドを導入する際は、住み始めの段階から徹底した湿気管理を行うことが必要不可欠です。初期対策をするかしないかで、数年後のベッドの衛生状態に天と地ほどの差が出ます。
搬入・設置時に施工しておくべき3つのプロ技
まず1つ目は、「設置前の壁・床への防カビ処置」です。ベッドを置く予定の壁面や床面に、市販の防カビ・抗菌スプレーを散布して乾燥させておきます。2つ目は「床面への除湿・遮湿シートの敷設」です。ベッド底板と床が直接触れる部分にシートを挟みます。
3つ目は「組立て直後の開放乾燥」です。ベッドが完成したら、すぐに荷物を詰め込むのではなく、跳ね上げ部分を開けた状態で丸一日放置し、組み立て時の湿気や接着剤のニオイを飛ばしましょう。これを行うことで、収納物へのニオイ移りやカビを防ぐことができます。
長期間清潔を保つためのルール化とお手入れの習慣化
初期対策が完了したら、あとは日常の簡単なルールを家族で共有しましょう。「マットレスの上に直接寝ず、パッドと除湿シートを重ねる」「毎月第1土曜日はベッドを開けて換気する」といったルーティンを作るのがおすすめです。
最初に万全の環境を作っておけば、日頃のお手入れは最小限の手間で済みます。新居での快適な睡眠と抜群の収納力を、カビの心配なく存分に楽しみましょう。
跳ね上げ式ベッドの詳しい選び方や安全対策は、以下のコラムで詳しくご紹介しています。
跳ね上げ式ベッドで後悔しない、カビ対策、事故対策、失敗しない選び方