「ベッドはただ寝るだけの場所ではなく、就寝前の時間を快適に過ごすリラックス空間にしたい」そう考える方が増えています。最近のベッドフレームは単なる台座にとどまらず、便利な機能が多数搭載された「多機能家具」へと進化を遂げています。特にダブルベッドやキングベッドのような幅の広いタイプでは、機能の充実度が日々の暮らしの快適さにダイレクトに影響します。今回は、ダブルとキングのサイズの差とともに、持っておくと本当に便利なフレーム機能についてプロの目線から徹底比較します。
枕元をスマートに整理する「宮付き・棚付き・コンセント付き」機能
就寝時にスマートフォンやタブレットを充電したり、眼鏡、アロマディフューザー、目覚まし時計、本などを手元に置いたりするために欠かせないのが「宮付き(棚付き)」ヘッドボードです。ダブルベッド(幅140cm)やキングベッド(幅180cm)の場合、棚の横幅も広くなるため、ディスプレイラックのようにインテリア小物を飾ることもできます。ここで重要なのが「コンセントの数と位置」です。2人で使うベッドの場合、左右に1口ずつ(合計2口以上)のコンセントが付いているタイプを選ぶのが絶対条件です。左右独立してコンセントが付いていれば、お互いのスマートフォンの充電コードが絡まることもなく、自分の手元で快適に充電できます。機能的な棚付きフレームを選ぶことで、サイドテーブルを別途購入する必要がなくなります。
夜間の安全と雰囲気を高める「照明・ライト付き」ヘッドボード
ヘッドボードに照明(LEDライトや間接照明)が内蔵されているモデルも非常に人気があります。夜中にトイレに起きた際、部屋のメイン照明をつけると眩しすぎてパートナーを起こしてしまいますが、足元や枕元を優しく照らすベッドライトがあれば、安全に移動することができます。ダブルサイズやキングサイズの広いベッドでは、照明が空間全体を柔らかく包み込み、ホテルのようなムーディーな雰囲気を演出してくれます。スイッチが左右独立して付いているタイプであれば、隣の人を気にせず自分の手元だけを照らして読書を楽しむことも可能です。
大容量収納を実現する「ガス圧跳ね上げ式」と「チェスト構造」
お部屋の整理整頓を極めたい方にとって最強の機能となるのが、マットレスを乗せたまま床板を跳ね上げることができる「ガス圧跳ね上げ式収納」や、引き出しが箱型構造になっている「チェストベッド」機能です。キングベッド(幅約180cm)の跳ね上げ式であれば、車のリヤゲートのように軽い力で持ち上がり、下部全体が広大なクローゼットになります。季節もののカーペットや布団、スーツケースなどを一気に収納できるため、お部屋に無駄な収納家具を置く必要がなくなります。サイズ感と収納機能を掛け合わせることで、最小限の家具で最大の生活スペースを確保することができます。